ひとまち心理学研究所の研究局長を務めております、八杉 宅郎です。
当研究所では、「人とまちの関係性を心理学でひもとく」を合言葉に、学問としての心理学と、地域に根ざした実践との間をつなぐ研究活動に取り組んでいます。私たちの暮らしの中には、表面化しづらいけれど確かに存在する“こころの課題”が数多くあります。それらを丁寧に見つめ、科学的な手法で可視化し、現場の支援につなげていくことが私たち研究局の使命です。
研究とは、知の営みであると同時に、社会に対する責任でもあります。私たちは、机上の理論にとどまらず、子育て・教育・高齢者支援・多文化共生など、地域の実情に即したテーマを積極的に取り上げ、実践者や住民の方々と対話しながら、実用可能な知見を積み重ねています。
今後も、地域に学び、地域とともに歩む研究を通して、誰もがこころ豊かに生きられる社会の実現を目指してまいります。皆さまの温かなご支援とご参画を、心よりお願い申し上げます。
ひとまち心理学研究所
研究局長 八杉 宅郎